最近考えていることや経験したことをつらつらと


今更ながらで申し訳ないですがウェブ漫画『メンヘラちゃん』にハマる。
4コマ時々短編マンガです。
この漫画の素晴らしいところは、なんだかんだ言って、しっかりとした「恋愛モノ」として成立しているところだと思う。そして「メンヘラちゃん」の心理描写をメインに添えていると思わせつつ、その実、彼女に対する周囲の心理を描写することにこそ重きを置いている、という点が、よく出来ている。
当然のことだが「ズレた人間」の恋愛を成立させるために、むしろ重要なのは彼/彼女の「相手」側が己の「在り方」をどう定めるか、なのだ。文学の世界でも「ズレた人間」の出てくる恋愛小説なんかは、その「相手」側を主人公にした作品が多い。谷崎の『痴人の愛』なんか、その最たる例だよね。(ズレる方向性が違うけどww)

作者はまだ中学生。話の運びかたには、ところどころ躓きもある。
だけど、間違いなく面白いです。是非、ご一読を。




昨夜、とある掲示板のスレ住人達とスカイプを使ってラジオを放送した。
途中、僕はウトウトしてしまって、数十分ほど意識が飛んでいたのだが、後で録音しておいたものを聴くと、その間に「技術職の就職難」についての話が出ていた模様。

簡単にまとめると、
この時代、企業側も経営状態が厳しくて、わざわざノウハウのない人間を雇って「いちから教える」なんていう余裕はない→となると「まだその世界についてよく判らないが、憧れだけは持っている」ような人は、そもそも技術系の世界に飛び込むことすら出来ない→だからといって「新卒」ブランドを捨ててしまうのはキツイし、企業側も「新卒」ブランドを重視している→仕方ないから別の世界を目指すことになる→結果、人材が育たず、業界全体にとってもあまり良くないことに……。
専門色の強い業界はこういった状況に置かれているらしい。

で、その話を聴きながら、僕が思ったのは「派遣産業」の存在。
本来「派遣」という制度は専門性の高い技術職の人員不足を補うために存在していた。現在もそういった専門系の仕事を扱っている派遣会社は多く存在している。「派遣に登録しとく」というやり方なら、即戦力に向かないような人も、他にバイトをしながら勉強できる。派遣社員であれば「新卒」ブランドなんか関係ない。

ただ、現状、ほとんどの派遣会社は労働力を不当に搾取している。賃金の中間搾取も平然と行われている。だから、まずは派遣会社に社会保険、労働保険という概念をもっと尊重させなければいけない。そして「派遣社員による労働組合結成」の一般化。世間には、「派遣」に「労働組合」は存在しない、と思っている人が結構いるらしい。だが、実際、日産やフルキャストなどには「派遣労働組合」が存在している。派遣社員だって、自分の意見を持つことは出来るんだよ、ということを、もっと世間に教示していく必要がある。

このあたりさえ(これが難しいのだけど)クリア出来れば、世の技術職希望者は、わざわざ「正社員」という言葉にこだわる必要がなくなる。そりゃあ、最初のうちは世間の無理解も出てくるだろう。だが、そんなことを気にしていては現状の改善は起こりえない。企業側としても、この「改善」によって困ることは何もない。むしろ業界の活性化に繋がるから良いことだと言える。

どんな時代にも突破口は必ずある。
諦めるな、若者諸君!!!!ぉ




プロジェクト「.review」サイト上に掲載されている僕の論考
『果たしてウェブ・メディアの台頭は「スカウト雑誌」の未来を殺すのか』
これに関する議論が、twitter上のハッシュタグ「 #co_article014 」を利用して行われている。といっても、いまはもう、落ち着いてしまっているのだが、色んな人の意見に耳を傾けつつ論考をバージョンアップさせていくのはとてもスリリング。
僕の論考の主旨は
「ウェブ・メディアと〈スカウト雑誌〉と呼ばれる音楽雑誌群(『ロキノン』や『スヌーザー』など)の差別化をどう図っていくか」というもの。いまのところ、この論への+αとしての「提案」が多くなされている。とても嬉しい。

よければ皆さんも読んでやってくださいね☆




僕の好きなゲーム実況主「すぎる」さんがニコニコ動画に新シリーズをうpし始めました。

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初っ端から面白いので、オススメです!
是非、ご覧ください!


ではでは、ですますですた。