論考完成! 掲載!

と、いうわけで、僕が参画させていただいているプロジェクト「.review」のサイト内にて、僕の論考が掲載されました。

『果たしてウェブ・メディアの台頭は「スカウト雑誌」の未来を殺すのか』←こちらをクリック!


他の業界においては、もはやクリシェ化してきている「ウェブ・メディアと既存メディアの共存」というアイデア。それが、いわゆる「音楽雑誌業界」においては、ほとんど「問題にすらされていない」現状に対して「それってどうなの?」的立ち位置から、具体的な「革新案」を提示しています。


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(序文より引用)

ロキノン系」と呼ばれるアーティスト達がいる。
日本でもトップクラスの発行部数を誇る邦楽雑誌『ロッキング・オンJAPAN』(以下、ロキノン)。この雑誌に頻繁に掲載されることでファンを増やし、その地位を安定させることに成功したアーティストの総称としてこの言葉は生まれた。ある者は熱狂的に彼らを歓迎し、ある者はそれが「ロキノン系」であるということだけで批判的に突き放そうとする。いずれにせよ、日本でロック・ミュージックを聴く者にとって、この強力な磁力を持ったロキノンクラスタの存在は無視できないものであった。あった、と曖昧な記述をとったのは、現在、その「ロキノン」の存在意義が――と、いうよりも、ロキノンを含む「スカウト雑誌」の存在意義が――非常に危うくなってきているからである。

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本論を書くうえで、最も気をつけたこと。
それは「希望」を持つ、ということ。そして、なにより「わかりやすく」。
結構頑張って書かせていただきました。
是非、読んでいただければと思います。


ではでは、ですますですた!